パソコンもリサイクル 

 パソコンの場合、他の製品と違って耐用期間が満了するまで使用されることはまれです。つまり、機械的、物理的に使用に耐えなくなって買い換えや廃棄が問題になるのではなく、まだ使える状態のまま廃棄、買い換えなどが発生します。よって、他の家電品とかなり様子が違っています。

 まだ使用に耐えるハードウェアでありながら、ソフトウェア、周辺機器、その他パソコンを取り巻く世界の都合(?)により、使用できなくなってしまうためです。パソコン本体は何の問題もなくても、使用したいソフトウェアやハードウェアなどの都合により、交換せざるを得なくなってしまう場合があります。ソフトウェア、特にOSは、昨今のセキュリティ問題のため、サポートが終了したバージョンを使い続けるには問題が発生します。セキュリティ対策ができなくなるのです。

 パソコンのリサイクルには、3通りの流れがあります。つまり、リユース、リデュース、リサイクルです。そう、リサイクルトナーでも紹介した3R【Reduce(リデュース:減らす)、Reuse(リユース:再び使う)、Recycle(リサイクル:再資源化)】です。

 リユースは、先に述べたとおりパソコンが使えなくなって廃棄されるわけではないため、使用されたパソコンをクリーニング、初期化、フルスペック化などを行い、最新とまでは行かなくても、ある程度用途を限定すれば充分使用できる状態にします。あるいはパーツ単位で使えるものとそうでないものを振り分け、保守パーツとして再利用する、なんていうことも行われることになっています。

 リデュースはいわゆる廃棄物の減量化です。再利用できる素材を多く使ったり、長期にわたって使用に耐える製品を作ったり使ったりしましょうと言うことです。リユースともオーバーラップしますが、パーツ単位の再利用はここに含んでもいいかもしれません。

 リサイクルはそれでもどうしても再利用できないパソコンを、素材単位まで分解し、使用できるようにします。プラスティックや金属、などというように素材そのもの、ペットボトルの再利用で生まれた生地がフリースになった、といったスタイルです。

 パソコンの再利用

 パソコンは壊れたから、或いはガタがきたから買い換える、という商品ではありません。少々古くなった、或いはニューモデルが出たから買い換えるということが多いと思います。新しいOS、新しい周辺機器、新しいCPUなどが魅力的なので、実はまだまだ使える状態なのに捨ててしまっているユーザも多く、実にもったいない状況です。

 多くの販売店では新しい機種を購入するだけ、以前使っていたパソコンは仕方なくそのまま家においておくか、粗大ゴミに出していた、ということが多かったようです。現在では粗大ゴミとして受け付けてくれませんので、販売店で引き取ってもらう事になるでしょう。ですが、引き取ってもらう以外に再利用する方法があります。ちょっと紹介しますね。

<下取りに出す>

 以外と皆さん実行していないのが、この「下取り」です。パソコンを下取りに出して新しいパソコンを購入する費用の足しにするのです。ただこの場合、以前のパソコンに入っていたデータは、CD-ROMなど、何らかの形で手元に残しておく必要があったり、買い換えの瞬間、手元にパソコンが無くなってしまう期間が出来ます。一般のユーザの方なら特に問題は無いと思いますが、その点の問題がなければよい選択肢です。ただ、必ずしもすべてのお店が下取りしてくれるわけではありません。下取りできるお店を探すのに苦労される場合もあるかもしれません。また、そのような下取り需要を見越して、大手パソコン販売店や家電量販店でも、下取りをスムーズに行える仕組み作りを行い始めています。

<専門店・中古店などで売る>

 これは下取りと違って、手元にパソコンが2台ある期間が生まれます。データや設定の移行、万一新しいパソコンがすんなり設定出来なかった場合でも、古いパソコンを利用して作業が出来るなど、メリットがあります。反面、下取りだと相場より高く買い取ってくれたり、下取り特典があったりしますので、このケースの場合は多少金銭的に下回ってしまいます。また逆に、購入するお店と違う中古ショップに売ることも出来ますので、全国チェーンの、たとえばソフマップなどへ買い取って貰うのもいいでしょう。

<友人などに譲る>

 すでに社会人はパソコンが使えるのが当たり前になりつつあります。でも、自宅にパソコンを持っている人はまだまだ50%くらいという統計資料があります。以前ですと、友人のパソコンを調達するとサポートもしてあげなければならなかったりしましたが、各自のスキルが上がったおかげでそれほど頼られる事もなくなってきたようです。あまり高い対価は得られないかもしれませんが、それなりに費用の足しになります。

<2台保有する>

 パソコンリサイクル法に対し、下取りにも出さず、捨てもせず、そのまま古いパソコンを取っておく、という選択肢をおすすめします。購入後に専門店などに売る方法もある、と説明しましたが、その中で、パソコンが2台あるメリットというのがこの方法です。パソコンは様々な用途に使えるように、また、OSも同時にいろいろな事が出来るように性能をどんどん上げてきました。結果、今パソコンショップの店頭で購入できるパソコンは、軒並み2GHz以上のCPUと256MBまたは512MBのメモリ、デスクトップなら80GB、ノートでも40GBのHDDを搭載するほどになりました。確かにヘビーにパソコンを使う場合、この性能があると大変便利ですが、置き場所さえ確保できるのであれば、2台のパソコンに仕事を振り分けた方が遙かに効率的に動かすことが出来るのも事実です。

 最新、最高性能のパソコンを使うのも良いのですが、少々古くても用途を限定すれば充分に使えるパソコンを複数使う、というのが私流です。1台でインターネットやメール、もう1台はビデオキャプチャー、なんていう、マルチタスクならぬマルチパソコンです。パソコンのOSがWindows2000やXPになって、動作が非常に安定するようになりました。1台で何でも出来るし安定して動くようになったおかげで、なかなか受け入れがたいとは思いますが、一度お試しいただきたいと思います。何しろ、2台目のパソコンは最新、最速モデルでなくても、希望する処理が早くできる、あるいは周辺機器が利用できればいいのですから、安いモデルでも事足りると言うことになります。

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2018/3/1 更新

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